家族関係を守るために!親からの資金援助の注意点

こんにちは、FPエミリーです。  
春は新生活に合わせて、住宅購入や教育費など、大きなお金が動くタイミングでもあります。

そんな時、親から「少し出してあげるよ」と声を掛けられるご家庭もあるかと思います。

何かとお金のかかる昨今、この申し出は子どもの立場からすると、正直すごく助かるし、ありがたい。  
ただ、実際のご相談では、そうした『家族間で動くお金』がきっかけで、その後の関係が拗れてしまうケースも、少なくありません。

後から条件が出てきたり、なんとなく気まずくなったり、  相続のときにきょうだいと揉めたり。  

お金そのものというより、  
受け取るときの“認識のズレ”が、ふとしたきっかけで『トラブル』として、表面化することも多いです。

今回は、受け取る前に意識しておきたい『親からの資金援助』の注意点を、3つのポイントで見ていきましょう。  

① そのお金、貰うのか?借りるのか?  

まず大前提として、その親からのお金は
『贈与』なのか、『貸与』なのか。  

親子だと、ここがつい曖昧になりがちですが、  
親は「貸したつもり」  
子どもは「もらったと思っていた」  

こうした認識のズレは、その後の家族関係が少しでもこじれたときに、一気にトラブルとして表に出てきます。

でも「返してほしい」と言われたとき、  
特に住宅資金のような大きな金額だと、家計への影響も大きくなりがち。

そうしたリスクを防ぐためにも、気まずくてもまず、『どういった条件のお金なのか』、最初にしっかり確認しておく方が安心です。  

② お金には“気持ち”もついてくる  

親が支援してくれるとき、  
「気にしなくていいから!」とは言いつつ、
金額と一緒に、期待や思いも動いていることがあります。  

将来は近くに住んでほしい  
実家のことを見てほしい  
介護や看取りはお願いしたい…

こうした気持ちが、言葉にされないまま、抱えられているケースも多いです。  

そして、将来的にその思いを聞いた子どもが
「そんなつもりじゃなかった」  と言っても、
親からしたら、「当然わかっていると思っていた…」  
という風に、ここでも『認識のズレ』が、
関係が崩れたときに表に出てきがちです。

また、事あるごとにお金を出した事実を持ち出され、プレッシャーを感じる…という声も。

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