こんにちは、FPエミリーです。
皆さんは、親御さんから、こんな言葉を言われたことはありますか?
『老後は迷惑かけないから』
以前、50代のお客さまとお話していたときのことです。
ご自身のお金の相談がひと段落したあと、その方が、ぽつりとこんな話をしてくださいました。
「この前、70代の母と話してたら、ふとした流れで
『老後はちゃんと考えてるから、迷惑はかけないからね』
って言われたんです」
その場では、その方は特に言い返さなかったそうです。
でも、「そうなんだ、分かった」と流しながらも、あとから「ん?」という感覚が残ったと言います。
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●安心していいはずなのに、何かが足りない
「迷惑はかけない」
そう言われているのに、なぜか手放しで安心できない。
その理由を聞くと、
「お金の心配というより、母の思ってる『迷惑』そのものが、私の想像とズレてる気がするんですよね…」
と話してくれました。
子ども世代が不安に思うのは、
・何かあったとき、誰がどう動くのか
・様々な判断や資金管理などは誰がするのか
・“考えてる”内容を、誰か把握しているのか
こうした、『実際に、お金とマンパワーをどう動かすべきなのか』という、実務的なことが多い。
対して、親世代が言う
「迷惑をかけない」という言葉。
これは多くの場合、
「お金や暮らしの面では、極力頼らないつもり」
という意味で使われています。
ただ、そうは考えていても実際は、突然の病気や事故で、自分の想定を超えたアクシデントが起こることも、十分あり得ます。
そんな時、子どもにのしかかってくるのは、
【その場で判断を迫られる状況】。
そんな時、親の『迷惑をかけない』という気持ちを裏打ちする、仕組みや事前の情報共有がないと、いざという時、子どもが自身の生活と、親のサポートの板挟みになる状況もあり得ます。
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●完璧な準備より、少しずつの共有がカギ
FPとして多くの相談を受けていて感じるのは、
こうした『もしもトラブル』が起こりやすいご家庭の問題点は、
「準備が足りなかったこと」よりも、
「そもそも、事前に親子の間で、何も共有されていなかった」ことだと思います。
完璧な計画がなくても、
「今はこう考えている」
「こんな準備は始めてる」
「何かあったら、ここを見てほしい」
そんな一言があるだけで、
子どもの負担は、かなり変わります。
「老後は迷惑をかけない」というのは、
全部を一人で抱えることではありません。
困らせない形で、情報を残すこと。
その意識があるかどうかで、
親子のすれ違いは、ぐっと減っていくと感じます。
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今回のYouTubeでは、
こうした「認識のズレ」から生まれるモヤモヤを、
FP目線で整理しています。
「うちも、同じような会話をひたことあるなぁ…」
そう感じた方は、ぜひこちらもご覧ください!
🎥(YouTubeチャンネル🔻信じていいの?『老後は迷惑掛けない』の言葉)
https://youtu.be/wO5I1JhvLFI?si=DEEdEW8bkQ4JUlJC